東京をはじめとする首都圏の葬儀事情

葬儀の東京での1世帯あたりの平均人数が、2人を割ったと言う報道があり、かつてはタブー視されがちだった葬儀のあり方についても、考えておこうと言う人が徐々に増えています。
また、価値観の多様化が進むにつれて、葬式の形も増えてきています。

最近よく耳にするのが、家族葬と呼ばれる小規模なお葬式になります。
これは、通夜や告別式は執り行わず、ごく近い親族のみで故人と別れを偲ぶと言う葬式になります。

こういったお葬式が選ばれる背景に、高齢化があります。
故人が高齢だった場合、参列者も高齢であるケースが多く、遠方にお住まいだったり、真夏と言った体力的に厳しい季節などでは、参列が難しい場合があり、近親者のみで見送る、という結論になったという話も耳にします。